僕の仕事は、学習塾での学習指導です。
学習=勉強なのだろうか?
最近そんな感覚になったことがあります。
勉強っていうと、教科書や参考書。問題集の問題をひたすら解く。かのようなニュアンスでしょうか。親御さんが『うちの子どもは勉強をしない』とおっしゃる大半は、このニュアンスに似ていると考えます。
ご家庭での学習を促進するための、ひとつの提案ですが…
お子さんの学年で『何を学習するのか?』を親が知っていると良いと思います。
新年度にもなりましたし、ぜひお子さんの教科書をひと通り目を通してもらえば分かると思います。
例えば、小学校5年生の算数では、小数や分数の計算があります。食事のときにピザを切り分けて計算してみたり、6年生の速さも問題では、自動車での移動中に「目的地まであと30キロだから時速60キロで走ったら何分で到着する?」とかを日常会話の中に入れてみることが出来ます。
お子さんの学年での学習内容が分かっていれば、教科書や問題集に頼らない学習が出来るはずです。
僕は塾で小学生の指導を中心にしていますが、その学年の学習内容のつながりを重要視して指導しています。ゆえに、教科書にはないコトもたまには指導していますが…。
そんな学習の方が子どもたちの関心をひきつけるには良いようです。